M-ideaの哲学

貴方だけの至高の一品を—— 美しいフレームで快適に速く走りたい。M-ideaは、貴方のご希望にNJSの品質で応えます。


スチール素材の輝きと、ロウ付け部分の熱による模様。
未完成であっても、それは芸術品の輝きを見せます。

これは決して広くはない工房の中央に置かれた、ある競輪選手の製作途中のフレームです。見渡しても、ここにはフォークやラグなどはあっても、製作中のものはこれ1本しかありません。

大きな工場で、流れ作業のなか造るのではありません。

注文に応じて、一人の熟練ビルダーが一本のフレームを丹念に造り上げていくのです。精度にかかわる部分の追い込みはもちろん、ラグカット、オリジナルデザインの装飾に対してもまた同じです。納得のゆくまで、何時間でも、時には何日でも同じ作業を黙々と続けます。

まさに匠(たくみ)の世界。

大量生産の波が押し寄せる現在の自転車産業界で、今もなお「精度」と「美しさ」にこだわり続けるフレームビルダーがいます。

出来上がったM-ideaは、匠が造り上げた至高の一品なのです。



速く走りたい、快適に走りたい、しかも美しいフレームで。


今や新素材のフレームがトレンドの中心です。皆様の1台目のマシンもおそらくそうでしょう。もちろん、自分の体格や走り方がそのマシンにぴったり合っていれば、いいパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

しかし、「何か足りない…」そう思われたことはありませんか?
「もう少しトップチューブが長ければ…」
「もう少しフロントフォークが立っていれば…」
「もっとクイックに反応してくれたら…」

今や、これらは数値化もできるでしょう。あるいは、
「衝撃吸収が良いまま、もっと路面からのインフォメーションが欲しい…」
「もっと楽に、もっと気持ちよく走れたら…」
「スウッ~と加速してほしい…」
ここまでくると、もうそれは「感性の世界」です。

これら乗り手の要望に耳を傾け、貴方だけの1台にベストバランスで応える。それがM-ideaのいうオーダーフレームなのです。

そして素材はスチール。剛性だけを取るならばカーボンかもしれません。コストを考えればアルミかもしれません。しかし、M-ideaのスチールもまた、ペダルにかける力を逃がすことなく、推進力と共に満足感をも与えてくれるに違いありません。



その素材、スチール(クロモリ鋼等)とは、どのような素材なのでしょう?


スチールは熟練した作業によって「しなやかさ」と「硬さ」の両方を兼ね備えることができます。

うまく設計・製作されたスチールフレームには、それらが絶妙なバランスで共存します。この「うまく設計・製作された」というところが肝心です。

乗り手の体格、経験、走り方、これらの状況をうまく聞き入れ、それらを十分尊重し、アレンジしたうえで、その通りに美しく造り上げること。此処にこそ職人たるビルダーの腕の見せどころがあります。
M-ideaは決して大きな工房ではありません。たった一人の熟練ビルダーが、丹念に、どのようなオーダー(ご注文)にも等しくエネルギーをかけて製作しています。

「ホンモノ」に規模の大小は全く関係ありません。

現在、NJS登録のフレーム工房で、M-idea以降に認定された新規の登録工房は存在していません。

世の流れのなかで、これらの手造りフレーム工房は縮小傾向にあります。しかしプロ選手から信頼され、工房が連綿として維持されていることこそが、M-ideaが優れていることの何よりの証しなのです。



ヒストリー


1970年代後半~ 約7年間「ズノウ製作所」にて各種フレームを製作。 その後、大阪市内の鉄工所で勤務、そこで、またひとつ金属加工の奥深さに触れる。 ナカガワサイクルワークスで1年半ほど製作活動。
1989年~ 「M-ideaバイシクルファクトリー」を設立。 オリジナルのロードレーサー、ピストレーサーの製作を始める。 ほぼ同時期に現サイクルラインズ代表と出会う。
1997年~ 「NJS」登録。 競輪選手用ピストフレームの製作に日々奮闘、現在に至る。
2010年~ スチールの良さも認識してもらうために、再度、新しい挑戦を市場に訴求する。

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